株式会社プリメディカ

研究開発

最先端技術シーズの事業化

プリメディカでは、国立循環器病研究センターとの共同開発でLOX-index検査の事業化を2012年に開始して以来、様々な大学・研究機関・メーカーとの協業で、最先端技術シーズの事業化に取り組んでおります。 自社ラボを活用した新たな測定系の立ち上げから、事業開発、マーケティング、販路開拓、アフターサポートまで一貫した機能を社内に持ち、また既存の顧客医療機関ネットワークを活用したテストマーケティングも可能です。

研究成果の迅速な事業化にお困りの方は、お気軽にお問合せください。

検査測定受託

プリメディカでは、自社ラボを活用して様々なバイオマーカーの受託測定を行っております。大学・医療機関における臨床研究の支援だけでなく、食品/素材メーカーの商品開発における機能性評価試験でも、数多くの支援実績がございます。

検査一覧

腸内細菌叢

対象 検査項目 概要
腸内細菌叢 16S rRNA 16S rRNA領域を増幅したPCR産物等を対象に、次世代シーケンサー(Miseq)を用いて大量に塩基配列を取得

動脈硬化

対象 検査項目 概要
脳梗塞・心筋梗塞リスク LOX-index® 脳梗塞・心筋梗塞発症リスクマーカーで、sLOX-1とLABを測定して導き出す
血管炎症 sLOX-1 血管内皮細胞に多く発現するスカベンジャー受容体で、酸化変性LDLの受容体でもある。血管炎症に特化したマーカーとして注目されている
脂質酸化 LAB(酸化変性LDL) LOX-1リコンビナントを測定系に用いることで、実際に血管内でLOX-1と結合している不安定なLDL(酸化変性LDL)の総量把握できる
脂質酸化 LPO(過酸化物質) 血中の不飽和脂肪酸などが酸化したもの
脂質酸化 酸化LDL(MDA-LDL) 酸化LDLのうち、マロンジアルデヒドにより修飾を受けたLDL
尿細管虚血 L-FABP 尿細管の虚血や尿細管への酸化ストレスによって尿中に排泄される

酸化ストレス

対象 検査項目 概要
酸化損傷 バイオピリン 自殺的抗酸化物質であるビリルビンが活性酸素と反応した際に生じる最終酸化産物で、尿中から検出される。
酸化損傷 尿中8-OHdG DNAが酸化損傷及び修復される際に排泄される
酸化損傷 尿中HEL(ヘキサノイルリジン) 脂質の過酸化の初期段階生成物
酸化損傷 尿中イソプラスタン リン脂質が酸化損傷を受けた際に形成される
酸化損傷 CoQ10酸化率 体内の酸化ストレス状態を鋭敏に反映するとされている
酸化損傷 ユビキノール(CoQ10) 健常人の体内に存在するCoQ10は98%が還元型とされている
抗酸化力(水溶性) STAS 血清中の水溶性抗酸化物質を検出して、総合的な抗酸化能を測定
抗酸化力(水溶性) PAO 血清のトータル抗酸化能(水溶性・脂溶性)
抗酸化力(水溶性) ビタミンC 水溶性の抗酸化物質の中で最も強い抗酸化性を有する物質として、細胞の酸化を防止する
抗酸化力(水溶性) 葉酸 水溶性ビタミンB群のひとつで、エネルギー産生や赤血球の合成などに必要とされる
抗酸化力(脂溶性) 脂溶性抗酸化物質セット
抗酸化力(脂溶性) ルティン+ゼアキサンチン カロテノイドと呼ばれる物質のひとつで、網膜を守る働きをする
抗酸化力(脂溶性) β-クリプトキサンチン カロテノイドと呼ばれる物質のひとつで、柑橘類に多く含まれる抗酸化物質
抗酸化力(脂溶性) リコペン カロテノイドと呼ばれる物質のひとつで、強力な抗酸化物質
抗酸化力(脂溶性) α-カロテン α-カロテンはビタミンAに変化します。血液中や細胞膜などで 抗酸化作用を発揮
抗酸化力(脂溶性) Β-カロテン β-カロテンはビタミンAに変化します。皮膚や粘膜の状態を良好に 保ち、免疫力の活性化や発ガン抑制作用などがある
抗酸化力(脂溶性) ビタミンA 視覚機能や生殖機能、皮膚、骨の形成などに不可欠
抗酸化力(脂溶性) トコフェロールα/T-CHO 脂溶性で抗酸化作用があり、過酸化脂質の生成を抑制

腎疾患

対象 検査項目 概要
腎疾患 L-FABP 糖尿病腎症の早期診断や病期のモニタリング、心血管イベントのハイリスク患者抽出に有用な検査です。
腎疾患 uPTM-3 糖尿病性腎臓病(DKD)リスク検査

認知症

対象 検査項目 概要
認知症 ApoEジェノタイプ アポリ蛋白 遺伝子はアポリ蛋白 Eの分解作用を司る遺伝子。 アミロイドベータペプチドの蓄積に大きく関わっているとされている

肥満

対象 検査項目 概要
アディポサイトカイン レプチン 食欲を抑制し、エネルギー代謝を活性化させる機能を持つ
アディポサイトカイン アディポネクチン インスリン感受性の改善や,抗炎症作用,動脈硬化の抑制などの作用
NASH/NAFLD FGF-21 Growth factor作用は持たず、ホルモン様物質として作用。インスリン感受性の改善や血中TG濃度の低下,体重増加の抑制などに関与

ホルモン

対象 検査項目 概要
ホルモン コルチゾール 別名ストレスホルモン。ストレス時に分泌されストレスと対抗する力の源になります。その他、抗炎症作用などからだにとって大切な働きをしている。
ホルモン IGF-I 人体にとって重要なホルモンの1つで、新陳代謝を司る成長ホルモン。老化を防止し、若さを保つために重要な働きを持つ。
ホルモン DHEA-s 免疫力を高め、ストレスに対抗し細胞を守る作用があるホルモン。副腎で作られる全てのホルモンの源と言われており、加齢と共に減少する。

その他

対象 検査項目 概要
細胞外マトリックス SPARC がん転移に大きく関与すると考えられている
その他 遊離L鎖κ/λ比(FLC) 免疫グロブリンはH鎖とL鎖で構成されますが、L鎖はκとλの2種類が存在します。遊離κ鎖およびλ鎖を測定し、κ/λ比を算出します。

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